このたび株式会社シーネットおよび株式会社サイバーリンクスと連携し、電子データ交換(EDI)の標準仕様である「流通BMS」に準拠した倉庫管理システム(WMS)の開発プロジェクトを開始いたしました。
本プロジェクトは、小売、卸、および物流各業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進し、システム間のデータ連携を効率化することを目的としています。
プロジェクト概要

実績に裏打ちされた流通BMS対応のノウハウを活用
リンネットは、2007年より流通BMSに関するノウハウを積み上げ、流通業界におけるEDIソリューションの提供において豊富な実績を有しております。
今回のプロジェクトでは、リンネットが流通BMSのヒアリングおよびマッピング(データ変換)を担当し、各社のシステム間で統一フォーマットを用いた円滑なデータ連携を実現するための基盤を構築いたします。
これにより、従来の個別対応による課題を解消し、より迅速かつ低コストなWMS導入が可能となります。
流通業に特化したシステム開発とEDIデータセンター事業の強み
リンネットは、流通業界に特化したシステム開発およびEDIデータセンター事業を展開し、これまでに1,000社以上の企業の課題解決に寄与してまいりました。本プロジェクトにおいては、シーネットがWMS標準化の推進、サイバーリンクスがクラウドEDI-Platformの提供を担当するなか、リンネットはそのデータ変換技術を活用し、シームレスなシステム統合を実現する重要な役割を担います。

業界全体のDX実現に向けた取り組み、期待される効果
本協業により、統一化された流通BMSフォーマットを活用したEDIとWMSの連携が実現されることで、次の効果が期待されます。
- 短納期・低コストでのWMS導入
- 統一フォーマットによるシステム連携で、個別カスタマイズの手間を削減します。
- スムーズなデータ連携
- EDIとWMS間のデータ交換が迅速化し、業務効率が大幅に向上します。
- 業界全体の最適化
- 適正在庫管理、欠品防止、過剰在庫の抑制により、サプライチェーン全体の最適化が実現されます。
- 業務負担の軽減
- 各企業のオペレーションにおける負担を軽減し、業界全体のDX推進に寄与します。
リテールテックJAPAN 2025に出展いたします
2025年3月4日~7日に開催されるリテールテックJAPANにて本プロジェクトの詳細をご確認いただけます。
サイバーリンクスブース(小間番号: RT1301)において、展示に加え、ブース内セミナーを実施予定です。
ぜひご来場のうえ、各企業が連携して実現する新たなEDI・WMS統合ソリューションにご関心をお持ちいただければ幸いです。
協業パートナー企業情報
株式会社シーネット
設立 | 1992年1月10日 |
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代表者 | 代表取締役社長 小野崎 伸彦 |
所在地 | 〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目3 幕張テクノガーデン B棟 11階 |
事業内容 | 物流システムの研究開発・販売 物流システムクラウドサービス 音声・画像認識システムの研究開発・販売 モバイル端末販売、その他電気通信工事 |
ウェブサイト | https://www.cross-docking.com/ |
株式会社サイバーリンクス
設立 | 1964年5月28日 |
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代表者 | 代表取締役社長 東 直樹 |
所在地 | 〒649-0303 和歌山県和歌山市紀三井寺849番地の3 |
事業内容 | 食品小売業向け基幹業務クラウドサービス 小売業向けEDI業務支援サービス 棚割マネジメントシステム 商品画像データベース提供サービス |
証券コード | 3683(東証スタンダード市場) |
ウェブサイト | https://www.cyber-l.co.jp/ |
資料
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、カスタマーサポート部 木村まで